
部下が辞める理由の多くは「仕事内容」ではなく「上司」です。商社勤務の夫が経験したように、メールの使い方を誤り、予定を確認せず仕事を丸投げし、報連相を怠る上司は、部下の生産性とメンタルを確実に奪います。本記事では、管理職が陥りやすいNG行動と、信頼される上司に必要なマネジメントのポイントを整理しました。
商社勤めは華やかだけど大変なことだらけ
夫は大手商社で働いています。華やかなイメージの裏で、競争の激しさや業務量の多さから心身をすり減らす人も少なくありません。夫自身も適応障害で休職した時期があり、今は業務量を調整しながら復帰しています。
そんな環境だからこそ、上司の力量が部下の負担に直結します。
どの職場にも「頼れる上司」と「正直、勘弁してほしい上司」がいますが、今回は夫が実際に遭遇した“できない上司の特徴”をまとめました。
「自分は問題ない」と思っている管理職ほど、一度立ち止まってほしい内容です。
1. メールの基本が分かっていない
「CCに入れてあるんだから返事してよ」 そんな言葉を平気で言う上司がいます。
CCは情報共有。返信が必要ならTOに入れる。 ビジネスメールの初歩ですが、何度伝えても改善されないそうです。
年齢は夫と同世代。 つまり、世代の問題ではなく“ビジネスマナーを理解していない”だけ。
2. メールをLINEのように扱う
半日返信しなかっただけで催促の嵐。
「読んでる?」 「返事まだ?」
しかし、その上司自身は平気で返信を忘れる。
“自分は待たせてもいいけど、部下は待たせるな” そんな謎ルール、誰が決めたのでしょう。
3. 部下の予定を確認せずに仕事を丸投げ
社内の予定表は全員が見られるのに、確認も相談もなく突然、
「この案件、〇〇さんに任せます」
と勝手に決める。
しかも本来はその上司の担当。 面倒になると夫に回ってくる。
復職して業務量を抑えている状況すら考慮されないのは、ただの無責任です。
4. 自分の都合だけで優先順位を変える
部下にも予定があります。 取引先との打ち合わせ、他案件の締め切りなど、調整しながら動いているのに、
「今からこれやって」 「こっちを最優先で」
と割り込ませてくる。
「その時間は別の予定が…」 と伝えても、
「それよりこっち」
で終了。
迷惑をかぶるのは部下と取引先です。
5. 話が通じない・言ったことを後から変える
「いつでもいいよ」 「適当に進めて」
と言われたから後回しにしていたら、
「10日までって言ったよね」
と言い出す。
言っていない。 納期を聞いても「あとで」「そのうち」としか言わないのに、後から話をすり替える。
これでは段取りのしようがありません。
6. 報連相を“部下だけの義務”だと思っている
細かいことまで報告を求めるのに、自分は何も共有しない。
予定変更も、取引先とのやり取りも、仕事の背景も、 すべて「知っている前提」で話してくる。
報連相は部下だけのものではなく、上司こそ率先して行うべきです。
7. 新しい仕事を覚えようとしない
これが一番厄介。
新しい業務を覚えず、分からないことは全部部下へ丸投げ。 しかし判断だけはしたがる。
現場を理解していないから指示がズレる。 結果、部下がフォローし、修正し、尻拭いする。
誰が上司なのか分からなくなる瞬間です。
本当に「できる上司」とは何か
肩書きや威厳ではありません。
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部下が働きやすい環境を整える
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優先順位を明確にする
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自分も報連相を徹底する
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部下を守る
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分からないことは素直に聞く
こうした姿勢がある上司のもとでは、人は自然と力を発揮できます。
逆に、自分だけ楽をしようとする上司のもとでは、部下は疲弊し、離職につながります。
管理職とは「役職」ではなく「責任」。 この記事が、少しでも誰かの気づきになれば嬉しいです。