立花月夜の脳みそ

現実と幻想のあいだで、思考を遊ばせる場所。

夫との馴れ初めは、スピリチュアル込みで語るしかない話

お題「夫婦(カップル)の馴れ初めを教えて下さい。参考にしますので(笑)」

 私と夫(魅月)が出会ったのは、1999年7月13日。 もう27年前になる。

 当時の私は、ワープロ(死語)でネットをしていた。 見られるサイトはほぼなく、メールは300行制限、画像は送れない。 そんな“インターネット黎明期”の世界だった。

 

 夫はメーカー勤務のイケイケ系。 性格は猛烈に悪かったが、顔は良かった。 (画像は夫の若い頃。私は覚えていない。顔にはこだわらないのだ。)

 メールを重ねるうちに同棲の話が出たが、当時の私は完全にビッチ状態。

 男性は本命1、愛人3。 レズビアンだったけれど、当時は高知でレズビアンなんてUMA扱い。 女性にはモテず、男性にはモテた。 太っていたけれど、痩せる気はゼロだった。

 本命は三人。 ・アイドル系の処女キラー ・イケメン映画俳優系ハゲ ・そして夫 その他は覚えていない。名前も聞いていない。

 

 イケメン映画俳優系ハゲは、やくざの家系の実弟。 以下、パパ彼と呼ぶ。

 

 夫とメール恋愛をしていた時期は、パパ彼と重なっていた。

 同棲を決めて初めて会ったとき、夫は突然泣き出した。

「やっと逢えた。やっと逢えた」

本人は、なぜ泣いているのか分からなかったらしい。 言葉も、自分が何を言っているのか分からなかったと。

──理由は、後で分かる。

夫は、私が探していた“前世の恋人”だった。

 

 その頃、私はまだパパ彼と別れていなかったので、彼は激怒した。

「浮気は許してきたけど、本気は許さん」

帰りの新幹線で夫は怪しい人に追われることになる。 彼のお兄さんのテリトリーで遊んでいたし、情報屋も多い。 バレないわけがない。

情報屋は漫画の中だけの存在ではない。

私は爆速で地元に戻り、パパ彼を止め、 夫との縁も、パパ彼との縁も、どちらも切らずに済ませた。

その後、無事に夫と同棲。 パパ彼は私の娘たちに名前をつけてくれた。 若干“その世界”の匂いがするのは気のせいではない。

パパ彼とは双子のように性格が似ていた。 恋人というより父親のような存在だった。

「お前のオヤジになりたかったわけではない」

そう言っていたけれど、 今ならもっと話せたのに、と思う。 逝くのが早すぎた人だ。

夫はその後、色々あって二重人格になった。 前世の人格・フルーレティと、今の人格・魅月。 性格も好みも全く違う。

その話は、また別の機会に。